銀メッキ、金メッキ、蒸着品に対して、気泡の層を形成し、金型成型では成し得ない細かなシボ調表現やその他、微細な文字、柄等を表現することができます。それが「Bubble layer」工法です。 泡の層の一つ一つが鎖のような形をしていて、その内部に無数の気泡を発生させています。※1 またそのエッジ部は丸みを帯びており、レンズ効果によって「キラキラ感」が演出されます。 泡の層の形そのものを変化させる事が可能です。この技法によりデザイン全体の見栄えを後工程によって変化させることが可能となります。 工程としてはメッキ、または蒸着品に対してスプレー塗装等のバブル形成層をコーティングにて作り、その層に対して特殊加工を施し層内にバブルを発生させます。※2 素材の持つ「輝き」「特殊な塗料」「レンズ効果」これらの要素が融合した時、バブルレイヤーが生み出されます。 ※詳しい工程手順・加工方法を記載する事はできません。ご了承下さい。
デジタル・データ
気泡の大小、配列パターンまで操作が可能なため1ワークで文字、柄、コントラスト等無限大に表現が可能です。また、コスト面最大のメリットはデジタルデータでの出力なのでイニシャルコストがほとんどかからず、必要に応じて後加工が可能な所です。
微細表現
金型によるシボ加工では表現しきれない、細かな文字や柄をバブルレイヤーは可能とします。平滑な面に凹凸を施すシボ加工とは違い、層内に意図的に発生させた気泡の「光の屈折」による輝きですので「キラキラ感」が違います。
融合
他の加飾と融合させることで、より高度な表現が可能です。バブルレイヤーのキラキラ感とインクジェットインクならではの透明性により、マテリアルの持つ金属感を生かしつつ、グラデーションやフルカラーでのカラーメッキのような表現が可能です。
多表現
金型によるシボ加工では表現しきれない、細かな柄をバブルレイヤーは可能とします。自社ノウハウにより様々な交差を織り交ぜることができ、観る角度によって違う「キラキラ感」となります。表面切削パターンの調整次第では、その表現力は無限大に存在します。
難形状品
難形状品へのバブルレイヤーです。デジタルデータの独自処理により、斜度や高低差などを加味した出力が可能です。また曲面部へは独自データにより追従させるレベルを算出し、マッピングさせています。
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